先日
文部科学省 中央教育審議会
教育課程企画特別部会 より
次期学習指導要領 に向けた
基本的な考え方が
『論点整理』という形で 示された
この週末も
繰り返し 読んでいたが
気になる言葉がある
それは
「自らの人生を舵取りすることができる」
という 文言
AIに要約させると
前後の文脈から 削除されてしまう言葉だが
この言葉に 込められた思いは
決して 小さくないものと思う
たしかに
社会全体の 構造変化はみられているが
私たちは
自分で舵(かじ)取りしない
受け身の人生を
歩んでいるのだろうか…
主体的な学び の先にあるものは
「自分の人生を舵取りできる力」
なのだろうか
一見 あたり前のように考えてきたことが
キーワードとして 掲げられることに
愕然(がくぜん)たる思いだ
そんな思いでいるとき
市民文化会館で
『県美展』の作品にふれる…
すると この瞬間が
一瞬にして
色鮮やかなものになる
作品に込められた思いの一部分が
自分にも 伝わってくる
本校児童の作品も
すばらしい
そこには 「自分の世界」が
しっかりと存在している
そのときどきの
自分の思いや 自分の世界をもって
日々 生きていくことと
自らの人生を舵取りすることは
どう 違うのだろう
必要以上に
びくびくさせられることのない
明るい未来が 待っていることを
心から 願っている
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