2026年1月15日木曜日

冬の空の下で



きのう いやなことがあった

胸の奥が ぎゅっとして

だれにも 言えないまま

ひとりで 空を見ていた

 



雪の 向こうで

小さな光が またたいた

「だいじょうぶ」 なんて

だれも 言ってくれないけど

ぼくは その光を

そっと つかまえた

 



泣きたい日は 泣いていい

くやしい日は くやしくていい

でも ぼくの足は

ちゃんと 前に向いている

 



起き上がったあと

手のひらについた雪が

ひんやり 気持ちよく

なんだか 少しだけ

つよくなれた気がした

 



大人は 知らない

ぼくらの中にある

あたたかい火のこと

雪の光と どこか似ている

小さくても つよい

いのちの火のこと

 

今日もまた

その火を胸に

ぼくは歩きだす

ゆっくりでいい

でこぼこの道を

まっすぐに





子どもの胸の奥には、だれにも見えない

小さな "いのちの火" があります。


悩んだ日も、涙の日も、

その火は消えずに灯り続けています。


冬の空の下で、

その火がそっと輝く瞬間を思い浮かべながら、

この詩を綴ります。



0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

冬の空の下で

きのう いやなことがあった 胸の奥が ぎゅっとして だれにも 言えないまま ひとりで 空を見ていた   雪の 向こうで 小さな光が またたいた 「だいじょうぶ」 なんて だれも 言ってくれないけど ぼくは その光を そっと つかまえた   泣きたい日は 泣いていい くやしい日は ...